一般的な下駄箱は、一段一段木の棚で仕切られているので通気性が悪いです。
梅雨の時期は特に、雨が多くじめじめするので、湿度の高い場所や物にカビが発生しやすいです。下駄箱にぎゅうぎゅうに入れていた靴や、箱に入れて保管していた靴に気がついたらカビが生えていて、びっくりした経験がある方がいると思います。カビは、靴の外側、内側だけでなく靴底にも生えます。
カビが生えやすい靴は、天然の革靴です。天然の革靴はカビの栄養になるのに対して、合成の革靴は石油から作られていてカビの栄養となるものがほとんどないのでカビが生えにくいです。また、濡れた時に天然の革靴は乾きにくいですが、合成革靴は乾きやすいので、天然の革靴の方がカビが好む湿気を含みやすくカビも生えやすいです。
カビが繁殖しやすい環境
・温度(20℃~30℃)
・湿度(60%以上)
・ほこりや天然素材(革)などの栄養源がある場所
これに加え、雨でぬれた靴、汗で蒸れた靴、素足で履いた靴など靴の内部に汗や水分が残った状態で下駄箱の中に入れると、さらにカビが増殖します。
カビを発生させないためには、カビが繁殖しやすい環境を作らないことです。
湿度を60%以下になるよう、通気性のよい下駄箱にしましょう。
下駄箱のカビ・湿気でお悩みの方にお勧めなのが